金継ぎ初級講座
暮しごと舎教室 (袋井市)第2期
生徒募集
金継ぎ つぎのばでは、本漆・純金をはじめ、すべて自然の材料を使用し、日本古来の手法による金継ぎをご指導いたします。
今回開講するのは、初級コースとして、欠け・ホツレ、ひびの修復を体験していただける講座です。
5回に渡る講座では、繕い前の処理からはじまり、固め漆、砥の粉を使った錆漆作りと欠けへの充填、砥草による研磨、下地漆塗り、漆研ぎ、金粉蒔きと、金継ぎの基本的な技法を丁寧にじっくりとご指導いたします。また座学では、金継ぎの歴史や漆をはじめとする材料に関する講義も行います。
漆を使って繕うことが日本で始まってから数千、万年。それは金継ぎという技法として洗練され、日本文化を形作る漆工芸という支柱を背景に今日まで継承されてきました。
季節や天気の変化を感じ、漆の力に委ねながらゆっくりゆったり繕う。ご自身の手で器を繕うことを通して、漆のことを知りながら、大切な器が再び日常に還る過程を楽しんでいただければ幸いです。
対 象:本漆を使った伝統的な金継ぎを体験してみたい方、自分の手で大切な器を修復したい方、楽しく手習いを行いたい方。
※本講座は自分の手で器を繕い、手仕事を楽しむ講座です。プロ(講師・職人)の育成を行うものではありません。
場 所:暮しごと舎( 袋井市萱間581 )
駐車場のご案内:店舗周辺に無料駐車場あり
定 員:各回6名。先着順。定員に達し次第募集を締め切ります。
日 程:午前10時から(全5回、各回2時間半程度。いずれも火曜日。 )
2024年10月 8日、11月 12日、 12月 10日
2025年1月14日、2月18日
※段階を追って作業を進めていくため、全ての回に参加する必要があります。
費 用:計19,500円 ※仕上げの金粉、銀粉は別途。
持ち物:
□お直ししたい器5点程度(ご持参いただいた器の中から2~3点ほどを選んでお直しします)
※陶器または磁器のもの。
※浅い欠け、もしくはひびがあるもの。
※割れたものは初級コースではお直しできません。中級コースにて修復可能です。
□ニトリル手袋(医療用使い捨てタイプ) □アームカバー □エプロン □筆記用具
□作業途中の器を持ち帰る箱(段ボール箱、菓子箱、木箱、プラケース等)
内 容:
10月. 8日 講義と木地固め
11月12日 錆漆作り(砥の粉と水、漆を練って作る)と欠けへの充填
12月10日 砥草による錆漆の研磨、下地漆塗り
1月14日 金粉蒔き
2月18日 金粉蒔き後の器の掃除、質疑応答等
※本講座は、一般社団法人 国際金継ぎ師協会の「金継ぎ初級講座」の内容に従って実施されます。
※材料となる漆を硬化前に直接触れるとかぶれ等アレルギー反応を起こす場合があります。安全指導・管理は徹底致しますが、万一アレルギーが起きた場合、また怪我等が生じた場合、暮しごと舎、一般社団法人 国際金継ぎ師協会、金継ぎつぎのば及び講師は責任を一切負いません。ご承知いただける方のみご参加ください。またアレルギーを防止するために、首元が隠れる服装で参加されることをお勧めいたします。
▼問い合わせ
金継ぎ つぎのば 圖子愛子(ずし・あいこ)
Mail: kintsugi.aikozushi @ gmail.com
Tel : 080-1188-6689